アメリカ奥の細道 アメリカを旅してきた写真日記です!

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『チャーリーとの旅』

『エデンの東』、
『怒りの葡萄』などを書いた
ノーベル賞作家ジョン・スタインベックの
58歳の時の作品

『チャーリーとの旅』

という本をご存知ですか?

これは…
スタインベック自身が愛犬とともに
キャンピングカーでアメリカを走った旅行記です。

実は…
明日から
この本を持って…
アメリカを旅してこようと思います。

「しみじみとした哀歓。澄みきった星空。」

帯にはそんな言葉が踊っています。
ルート66を『マザーロード』と表現した作家が
アメリカをどう感じていたのか?
どんな発見があったのか?
ちょっと贅沢に
先に本を読んでしまうことはせずに
書いてあるのと同じシュチュエーションに自分も立ってみて
本をひも解いてみようかと思っています。

ネット環境が整えば…
向こうから更新したいと思います。

ヨロシクお願いします。
それでは…行ってまいります。
My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 22:56 | コメント(4)| トラックバック(0)

あの車に逢いたい

ノースゲイトの門をくぐれば
イエローストーン国立公園ともお別れです。

モーテルで
スタインベックの『チャーリーとの旅』を紐解くも
イエローストーンの描写は
連れて行った愛犬チャーリーにまつわることで…
少し肩透かしです。

ところで…
今回の旅に出る前に
作家の東理夫先生と飲む機会を
卒業生が設定してくれました。

約束の日、
カバンにいっぱい先生の本を持って
渋谷のバーにでかけました。

先生は気さくな人で
初めて会ったいい歳したオヤジの自分に対しても
やさしく接してくれました。

自分の持っていった本の中の
『あの車に逢いたい』
を見たとき、

「あっ!これ~僕の出世作なんですよ!」
と先生は目を輝かせておしゃいました。
先生もとても気に入っている本だとわかりました。

少し思いきって
ちょこっと
片岡義男のことも…
「片岡作品は…ホント?って思えるアメリカの描写が気になるんですけど」
と酔いも手伝って話をむけると…
「彼はブッキシュだから…」
と先生はおしゃいました。

いくつかの短編からなるこの作品の中の
先生のお気に入りの景色について語り合い
最後には
本にサインをして頂きました。

「これは本当にぼくの心の風景です。」

心地よい思い出とともに
温かな宝物になりました。

My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 00:14 | コメント(2)| トラックバック(0)

ビリー・ザ・キッド

ニューメキシコ州ロズエルから
サムナーズまでは
何もない道がひたすら続きます。
この日は雲ひとつなく
真夏のバイクにまたがっての旅は過酷さを究めます。

ようやく小さな町があったので…
GSに駆け込んで
水を頭から浴びながら飲み干します。
一呼吸ついて
そして
ビリー・ザ・キッド・ミュージアムへ

2005年
この本を読んでルート66の旅にでました。

東理夫先生の本です。
ルート66モノの本は巷に溢れていますが
歴史に忠実と言った点では…
この本の右に出るものはありません。

実は、昨日、東先生と飲む機会が再びありました。
話の中で
『ビリー・ザ・キッド』
という人物が話題に上り、
先生は
熱く、造詣深く、視点鋭く話をしてくださいました。
お酒のせいだけでなく
ロマンに酔いしれました。
自分も
ビリー・ザ・キッドの史実を追いかける旅のまね事をしていたつもりでしたが
プロの作家の情熱、探究心と好奇心、そして、行動力には
ただただ脱帽です。

「僕はアメリカの司馬遼太郎になりたいの!」

そうおしゃる先生の言葉に
おもいっきり心を揺さぶられました。
ビリー・ザ・キッドが坂本竜馬になる日が必ず来る!
そう確信できました。
My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 00:24 | コメント(4)| トラックバック(0)

時空のハイウェイ、ルート66


花村広氏の『時空のハイウェイ、ルート66』を本屋で手にとった。
冒頭、1959年型のシボレーエルカミーノでルート66を走りだした筆者はその模様をこう描写する。
“道(エルカミーノ)という名の車にふさわしい伝説のクロスカントリー・ハイウェイが眼下に延びる。…重いシャシーを支える緩いサスペンションはボトムまで沈む。リアのオーバーハングが路面に当たり、鉄くずを落とすようなサウンドを奏でるのである。”
読み出してすぐ
バックシートに座ったかのような気分になって
気づくと荷物も持たずに彼らの旅について行ってしまっていた。

花村広氏の『時空のハイウェイ、ルート66』は
ルート66沿いのある街に立ち止まって、
旅ならではの人との出会いを、
過去と現在と紡ぎながらアメリカの歴史と文化を紹介していくスタイルをとっている。
各章は以下のようになっている。
①裏切りのマザーロード
②ミズーリの特別な夜
③アウトロウたちの逃亡の道
④ダイアナの本屋を訪ねて
⑤ハービィ・ハウスを追いかけて
⑥幻のハンバーガー
⑦迷宮の道への誘い
どれも一回ルート66を走っただけでは書けない情報量と人との出会い、ルート66への思いで溢れている。
一部を紹介すると
①裏切りのマザーロードでは
スタインベックの『怒りの葡萄』を取り上げ、
“この小説に関する論評やルート66について、多くの著者がルート66は、「マザーロードと呼ばれ、西へ移動するオーキーズを見守った」としている。とても肯定できない。見守るどころか、マザーロードは、オクラホマ難民を差別や軽蔑に堪えなければならない暗澹(あんたん)たる未来へ導いた、いわば悪魔の道ともいえるのではないか。
ではなぜ、スタインベックはこの移動の道を母なる道と呼んだのだろう。“
と問題提起をし、
その理由を花村氏の旅の行程で見出そう読者を誘う。

また、
⑥幻のハンバーガーでは、
アメリカ食文化の中心でもあるハンバーガーを、
旅先で出会った
バーガー店のオヤジとの何気ないやりとりを通して紹介している。
旅ならではのこういった出会いは、
素直にうらやましい。
ボブズバーベキューのヒッコリーの香りが口の中に広がるという
ダブルミート・チーズバーガーを食べに旅してみたくなる。
しかし、
それも、もう…かなわない…
それもルート66の旅だというのである。

文章を生かすモノクロの叙情溢れる写真も素晴らしい。

また旅にでたくなる一冊である。

<著者プロフィール>
花村広 1958年生まれ、多摩美術大グラフィックデザイン科卒業後、文藝春秋勤務,その後1986年に退社、89年までアメリカに渡り英語を学ぶ。帰国後、花村デザイン事務所を設立。現在はHanaDesignとして書籍の総合プロデュースをされている。
愛車はホンダCB1100F

ホームページもお洒落である。
http://www.hanadesign.net/p.top.html


My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 02:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

ディズニーランドという聖地

妻がロジャーズでパンを買ってきた。
これは…?

あれ?


「ディズニーランドという聖地」を読んだ。

1990年発行の本であるのにも係わらず、
古さを感じさせない。
読み終わると、本書の検証のために、
もう一度ディズニーランドに行ってみたい気持ちにさえなる。
ちょうど我家には、
1959年のディズニーランド開業まもない頃の
ディズニーランドのガイドブックがあったので、

それを手元に置いて、
入退場口を一つにし、
入場者全員に
「メインストリートUSA」を歩かせる工夫をした点を
掘り下げて考えてみたい。

ディズニーランドを訪れる者は、
入り口を抜け「魔法の王国」の4つの国に向かうために、
入り口正面にある鉄道に乗るか、
「メインストリートUSA」を歩いて
「セントラルプラザ」まで行き、
そこから目指す方向へ進むしかない。
つまり、
入園したすべての人がディズニーの少年期に足を踏み入れることになる。
実は、
「メインストリートUSA」は、
ディズニーが幼い頃に住んでいた
中西部ミズーリ州の小さなマーセリーンの大通りを
再現したものだという。
マーセリーンの街は
大陸横断鉄道の中継基地として栄えた街であり、
この地でディズニーは4歳から18歳までを過ごしている。
1959年当時のガイドブックには、
本書で述べられていたように、
この鉄道の名称が「サンタフェディズニーランド鉄道」とあり、
Main Street represents the typical small town in the early 1900’s
the heartline of America.
とある。
つまり、
この鉄道とメインストリートは、
ディズニーの思い入れの強い場所だと言えるのではないだろうか。
ガイドブックには汽車の運転席から、
にこやかな顔をして手を振るディズニー本人の写真が掲載されている。

56歳という年齢にふさわしくないようにも思える彼の笑顔は、
積年の思いがかなった達成感をよく表していることがわかる。
どんなに辛い目にあったとしても、
人は心の拠り所とする故郷が必要なのだ。
それをディズニーは、
自分自身の心のメインストリートとして、
そして、
鉄道の発展と共に栄えたアメリカの故郷の象徴として、
サンタフェディズニーランド鉄道を作ったのだろう。

メインストリートにある町並みの工夫の数々が施されている。
この本を読むまでまったく気づかなかった。
本物よりも本物らしく見せるというディズニーの使った技法も、
幼年期の影響が大きいのではないだろうか。
ディズニーの過ごしたマーセリーンの町は、
アメリカ中西部の気候帯に属し、
冬は寒く夏は暑く、
土埃の多い土地柄だ。
デコボコ道で牛乳もバターになったという。
偏屈な父親に愛想を尽かし、家を出て行った二人の兄の存在。
そんな環境の中でも、
ディズニーは家族を捨て切れなかった。
ディズニーは家族愛に飢えていたのではないだろうか。
それにも係わらず、
ディズニーの作った4つの国、
「ファンタジーランド」、
「トモローランド」、
「フロンティアランド」、
「アドベンチャーランド」
の中に
「ファミリーランド」
と呼べる国がない。
そう考えると、
メインストリートこそ
ファミリーというテーマが隠されているようにも感じられる。
事実、
メインストリートの土産物屋の二階の出窓に父親の名前
「イライアスディズニー建築請負業1895年創業」
と書かれているという。
初めて来たのに以前来たことのあるように感じられる場所。
何があっても、いつでもほっとさせてくれる場所。
その象徴としてのメインストリートが、
本物より本物っぽく思える場所となるように作られるのは
必然的なことのように思われる。

夢の国で一日過ごした客達は、
ファンタージーランドで夢見た客も、
トモローランドで明日を見た客も、
アドベンチャーランドで未開の地を探検してきた客も、
また帰りには、
心の故郷、アメリカの原点の風景の中に舞い戻り、
現実の世界に帰っていく。
「メインストリートUSA」
the heartline of America
まさにこの言葉がピッタリだ。
心の故郷の町に帰りたくなった。
My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 01:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

月刊「英語教育」

『英語教育』
という月刊誌をご存知ですか?

主に英語の先生方が読まれている雑誌なのですが…
その8月号の
「英語教師のためのこだわりの旅」
という特集で
エッセイスト:井上一馬
シャーロックホームズ研究家
音楽評論家
バグパイプ奏者
スコッチ文化研究所所長
東京大学大学院准教授ら
そうそうたるメンバーのこだわりの旅の紹介に交じって…
自分のハーレーで走った旅日記が掲載されました。

数年前、
恩師の大学教授に
「大学院に行こうと思っているんです。」
とまじめに相談すると…
「ブタイチ君はハーレーに乗ってた方がいい!」
と相手にされなかったんです。
今回、決して
有名になったわけでも…
他人から見ればたいしたことでもないのですが…
自分の中では
先生がおっしゃられたことが…
プチ現実化したようで(笑)
…おかしくて仕方ないんです。

「大学院…出ても…平凡だよ!」

という先生の言葉が

「自分らしく生きろ!」

と今は聞こえてきます。




宜しければ…

My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 00:19 | コメント(0)| トラックバック(0)
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