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個展モドキ

2月中旬から個展をやります。
個展といっても出版社の廊下や階段に
今まで撮りためてきた写真を飾らせてもらうだけなのですが…
それでもうれしかったりします。
今までの写真をもう一度見直して…
あ~だ…こ~だ…
“作品”とするものを選び出します。

手伝ってもらっているハーレー仲間のアーチスト達に
「なかなかGOODですよ!」
なんて言われると…
も~うれしくって…うれしくって!

「パパはおだてられているだけよ!」
…妻の言う事は正しいんです(笑)。

それでも
力を貸してくれる仲間の存在はうれしいし
なによりも…自分が楽しいんです。
オーバーに言えば
人生をいきてる~!って感じなんですよ。
なんでしょう~
最近、やけに…ひとりで感動することが多いんですよ(笑)。

「歳だな~歳なんだろうな~ハゲてきたし…」

なんてつぶやくと

「もうハゲてるだろ!」

って子どもには突っ込まれます(笑)。

ポジティブって大切ですね(笑)!
閉塞感の充満する日常をぶっ飛ばして生きましょう!
日記 | 投稿者 ブタイチ 01:25 | コメント(6)| トラックバック(0)

姥捨て山

母を連れだし
家族で近くの大型ショッピングモールに車ででかけた。

「最近はアラセブって言うんだけど…あんた知ってる?」

「アラファーのいとこだろう?」

母とそんなやりとりをしていると
妻が“姥捨て山”の話題を持ち出した。

オイオイ…そのトピック場違いだろう?
娘も息子もシーンと神妙にしている。
車内にKYな空気が…
それでも妻は話し続ける。
どういうつもりなんだ!

妻の話は…
老婆を山に残していくところまで進んでいた。

「それまで良心の呵責を覚えながら山道を登ってきた息子はね、背中に背負った母を木の下におろし、意を決して帰ろうとして、自分が…帰り道がわからないことに気がついたのね。そうすると、母はそれを覚って…『大丈夫だよ、あんたが道に迷わないように、木の枝を折って印を付けてきたから、それを辿って帰りなさい。』って言ったのよ…。」

妻は付け加えて

「母親って…そういうものですよね~。お母さん!」

珍しい妻のちょっといい話に
不覚にも泣きそうになった。

助手席に座るオレよりもでかくなった息子も
外に目をやりながら
同じ気持ちのようだった。
家族日記 | 投稿者 ブタイチ 02:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

48歳の一人旅

学校の職員室前の廊下に…
見覚えのある油絵が飾られていました。



タイトルは…

『48歳の一人旅』

ウチのクラスの女生徒が
クラスに貼ってあった写真を素ネタに描いたものでした。

未来の女性ハーレー乗りの誕生か(笑)?
学園日記 | 投稿者 ブタイチ 00:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

ぼくはアメリカを学んだ

「なぜ?」と問われても即答できないことがある。
なぜここまで夢中になれるのか…
そんな自分の若さをぶつけるテーマに出会えた人はしあわせだ。

『ぼくはアメリカを学んだ』  鎌田 遵  岩波ジュニア新書

を一気に読んでそう最初に思った。
著者の鎌田さんは、1972年生まれ、日本の高校で落ちこぼれ(ご自身がそうおっしゃっているので)、世界を旅する中で、新天地を求めてアメリカに渡る。西海岸ワシントン州でスタートした留学生活も、日本人留学生ばかりが目立つ環境に違和感を覚え飛び出し、ニューメキシコ州のアメリカ先住民居住区での生活を始める。
アメリカ先住民たちとの共同生活の中で、ナイフで刺されそうになったり、銃口を向けられたり、ストーカーにまとわりつかれたり、爆弾テロ犯と同居したり、ドラッグで仲間が死んだり、兄弟と呼び合った友が殺されたり…あまりに過酷で何でもありのアメリカマイノリティー社会の中に身を置きながらも、筆者はギリギリのところで誰かとの出会いに助けられ、信頼を勝ち得て、逞しく成長していく。
ネイティブとの心温まる交流の中で、次第に、コミュニティーの抱えるドラッグ、暴力などの犯罪、貧困、差別などという現実問題を考えるようになり、カリフォルニア大学バークレー校ネイティブアメリカン学部へ進学。その後、同大学ロサンゼルス校で博士号まで修得し、現在は大学の講師をされているという強者だ。
著者の大学での研究テーマは、修士論文では、貧困に喘ぐ部族が経済的な利潤を求めてみずから核廃棄物施設を誘致しようとした問題を選び、博士論文では、それとは逆に「辺境」に生き続ける先住民が、上から押しつけられた開発計画に反対し、抵抗し続け、最終的に勝利をおさめた事例を扱った研究だという。
日本でのレールから外れ、見えない自由を求めて世界へ飛び出し、不自由な民を救うことに自己実現の場を見いだしたという著者の生き方………。筆者の生き様は文句なしに凄い。
こんな生き方をしている人がいるぞ!という若者への強烈なメッセージである。

でも…
この本には…何がないんだろう?
そう考えて…気がついた。
浪漫がないんだ…と。

鎌田さんの生まれる30年前を生きた落合信彦さんの書かれた
『狼たちへの伝言』(集英社文庫)
と比較するその差が浮き彫りになる。
『狼たちへの伝言』の中で、落合信彦さんはロマンだけを鞄に詰めて貨物船にもぐりこみ、空手を武器に憧れのアメリカで男を究めていく。
アメリカでの数々の武勇伝、美女とのロマンス、でっかいビジネスの話に、多くの若者が素直に憧れた。
「イイ女を抱きたかったら、DCブランドに身を包むよりエキサイティングに生きることだ!」
なんて…ブ男な自分のために吐かれた言葉のようで…熱くなった。
「人生はゲーム。酒も、女も、仕事も、真剣に取り組めば男は必ず光る!」
…おおお~もっと言って(笑)!である。
そう、無邪気で明るいアメリカと男の生き様にロマンを感じることができたのだ。
そして、わかった。
自分の心の中にこの時代のアメリカに対する思い入れが強く刻まれているのだと。
自分の根っこを見た気がした。


昨夜は
オバマ大統領の就任式を夜更かしして娘と見た。

「あんな大勢の前で演説するなんてどんな気持ちなんだろう~オレならさ~」

「パパ!オバマに感情移入しなくていいって!」(笑)

色々な社会の問題を抱えつつも、
式典に集まっていた誰もがアメリカという国に期待していた。
あの熱気がメチャクチャ羨ましかった。
My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 00:25 | コメント(2)| トラックバック(0)

晴れ着

国立ハンセン病記資料館へ
娘とドライブ
大学の課題であったフィールドワークに付き合わされた付き合った

こんな真面目なデートは
妻ともしたことない(笑)。

その後
資料探しに図書館を3軒はしごして…
家につくと

「パパ!ついでに成人式の晴れ着…見に行っちゃおうか?」

妻にそう言われて
再び車に戻る。

レンタル晴れ着屋に着くと

「パパはどこかに遊びに行ってていいよ!」

そう妻に言われたので
リニューアルした近所のハーレーディーラーへ。
ドアを開けると
「買って~買って~」という新車の臭い(笑)
新しいFXCWロッカーのカスタム車は
A4雑誌よりぶっといタイヤを履いていた。
んんん~
頭の中でソロバンをパチパチ…。

携帯が鳴って
駆け足で晴れ着屋に戻る。
途中、走ってる自分がちょっとかわいかったりもする(笑)。

「見るだけだから…」と言ったのは誰?
「大学の卒業式でも着ること考えれば…安いのよ!」って…
レンタルじゃないのかよっ!

娘は脱ごうともしない(笑)!
今日ばかりは…妙に妻と娘は仲が良い。

帰路
「パパの大好きな丸亀讃岐うどんに寄っていこうか?」
「そうしてあげようよ!」

「釜揚げうどんに今日は天ぷら付けろよ!」

16号バイパスに出て右に曲がった。
家族日記 | 投稿者 ブタイチ 00:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

窮鼠猫を噛む

センター試験の結果報告
多くの生徒が登校してきた。
ひとやま超えて…
緊張が解け…
みんな緩んだ顔になっている。

結果の良かった子には…
うっすらと笑みがこぼれていたり…
「オレ…政治経済82点!」
と大声でアナウンスしたりしている。

ふるわなかった生徒は…
押しつぶされそうな気分なのだろう…
伏し目がちで…

気になって、ひとことふたこと、声をかけると
涙がこぼれた。

やさしく
ゆっくりと
これからどうするべきかを話していると…

「『窮鼠(きゅうそ)ネコを噛む』って言いますよね。センター試験悪かったけど、最後まで諦めませんから。」と…

逆転するという心意気を
故事を使って表現してくれたのがおかしくって
そう言った本人と一緒になって笑ってしまった。
そう…笑えたことが一番よかった。
笑顔が素敵な子だった。

ガンバレ!がんばれ!
学園日記 | 投稿者 ブタイチ 20:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

母の強力鎮痛剤ボルタレン

母のところに行って泊まってきた。

「忙しいんだから…来なくたっていいんだよ」

そう言いながらもうれしいそうで…

「いつも来てくれる娘は点滴で…あんたは…ボルタレンだね~」

と言って母は笑った。
ボルタレンとは、
腰が痛くて我慢できないときに使う鎮痛剤のことだ。
母はそんなボルタレンな息子のために
“新聞の切り抜き”をしてくれている。
有名人の波瀾万丈の人生を綴ったものから
時代の最先端を伝えるものまで
この日は

「私はコレが好きだな~。」

そう言って、
『魂の中小企業』
という記事を指さした。
その内容は…
大嫌いな取引先は、こっちから切り捨てる!
下請けとしてお得意様に尽くします。でも『下請けの分際で』とうちを見下し、従業員の心を傷つける権利はない。
『取引先を1社切ると、新規を10社開拓する』というノルマを社長自らに課し現在1277社と良い関係を保っている。
というものだった。

「おじいちゃんとプレス屋やってきたからね~この気持ちわかるのよ!」

と母まで少し熱くなっている。
母の切り抜きには、
さらに…
Honda put on ice plans to introduce the luxury Acura brand in Japan.
「ホンダは高級車『アキュラ』ブランドを日本に導入する計画を凍結した。」
on ice「(計画などを)凍結する」という英語の表現を紹介するものといった洋モノまで…
その“後期高齢者セレクト”には
毎回、目頭が熱くさせられて…。

「おばあちゃんの切り抜きは何よりだよ!すごいよ!」

褒めまくると…

後日、点滴と呼ばれている妹から、

「あまり褒めすぎないでよ!おばあちゃん古新聞ため込んじゃうから(笑)」

と注意された(笑)。


家族日記 | 投稿者 ブタイチ 00:07 | コメント(2)| トラックバック(0)

Ventura highway

『ベンチュラ・ハイウェイ』
という曲をご存知だろうか?
アメリカ…と名のるバンドが
30年前に歌って大ヒットした曲だ。
このタイトルの中のベンチュラという町は
ロサンゼルスからインターステイト101号を
2時間ほど北上したサンタバーバラの手間にある。
アメリカの町の名前が入ったロードミュージックということもあって
リアルタイムでこの曲を楽しんだ多くの若者達の旅心をくすぐった
爽やかな楽曲だ。


昨年、しっかりこの場所を訪ね
『Ventura Fwy』
と書かれた標識の写真を撮ってきた。

この日はあいにくの天気で
標識もどこかどんよりと寂しげ…
パームツリーの並木道も
ビーチ沿いのでかいテラスのある高級住宅街も
庭に咲く綺麗な南国の花も
ビーチバレーコートの向こうの太平洋も
目の前にひろがるはずの
カリフォルニアの青い空の下の景色そのすべてが
ぶ厚い雲に覆われていた。

ところで…
『ベンチュラ・ハイウェイ』は
2006年にジャネットジャクソンが
『someone to call my lover』
というタイトルでアレンジし直してヒットしている。


しかし
この2曲の詞は別物で…
本家『ベンチュラ・ハイウェイ』は…
Chewing on a piece of grass
Walking down the road
Tell me, how long you gonna stay here, Joe?
Some people say this town don't look good in snow
You don't care, I know

Ventura Highway in the sunshine
Where the days are longer
The nights are stronger than moonshine
You're gonna go I know

'Cause the free wind is blowin' through your hair
And the days surround your daylight there
Seasons crying no despair
Alligator lizards in the air, in the air

Alligator lizards in the air, in the air
「空にはワニトカゲ」とは…
どういうことなんだろうか?
曲のイメージとだいぶ掛け離れている。

ジャネットの『someone to call my lover』では
Back on the road again
Feeling kinda lonely
And looking for the right guy
To be mine

Friends say I'm crazy cause
Easily I fall in love
You gotta do it differently
This time

Maybe we'll meet at a bar
He'll drive a funky car
Maybe we'll meet at a club
And fall so deeply in love
He'll tell me I'm the one
And we'll have so much fun
I'll be the girl of his dreams maybe

Alright maybe gonna find him today
I gotta get someone to call my lover
Yeah baby come on
Alright baby come in
Pass my way
I gotta get someone to call my lover
Yeah baby come on

相変わらずの…
ちょっと軽いかわいい女の子の恋歌になっている。

何度も聴きなおしてしまって…
また旅に出たくなった。
My favorite music | 投稿者 ブタイチ 22:22 | コメント(0)| トラックバック(1)

フランクリン自伝

図書館にあった古い本

『フランクリン自伝』 フランクリン 鶴見俊輔訳 旺文社文庫

この本を独立前後のアメリカの様子を知ろうと手にとった。
日本では、
凧をあげて稲妻が電気であることを証明し避雷針を発明したことで
有名なベンジャミン・フランクリンだが、
アメリカでは、
100ドル紙幣になっているほどの人物である。

1706年にボストンで生まれたフランクリンは
誠実な人柄で自らの行動を厳しく律しようと懸命に生き、
13徳を唱え自らそれを守ろうと努力していた。
その13徳とは
節制、沈黙、規律、決断、倹約、勤勉、誠実、
正義、節度、清潔、平静、純潔、謙譲
の項目に分けられ、
日々の生活の中で実践するようにと説いている。

当時は、
印刷技術の発達のめざましい頃でもあり
印刷業をしていたフランクリンは
カレンダーを作って売っていた。
このカレンダーには工夫がしてあり
暦の中の特殊な日と日との間にできる小さな余白を
ことわざのような文章で埋めていたのである。
その文章は主に富をうる手段として、
勤勉と節約を説き、
そうすることによって
徳も身に付くようになるのだと説いたものだった。
今でもよく聞く(我家でも実践中なのだが…)
Keep your eyes wide open before marriage,
half shut afterwards.
「結婚前には目を大きくあけよ。結婚したら半分閉じよ」
といったようなものが載せられていたようだ。
『貧しいリチャード暦』
と名付けられたこのカレンダーは大ヒットしている。

そんなフランクリンは
アメリカ独立宣言起草委員会のメンバーでもあった。
自分が注目したのはここだ。
「全ての人間は平等に造られている」
と高らかに唱った独立宣言を作った人物が
どのように白人以外の人たちを見ていたかということだ。
当時、
アフリカ系アメリカ人はまだ従順な『奴隷』
ネイティブアメリカンは反抗的な民
であったようで、
フランクリンのネイティブアメリカン評は
実にストレートに感じたありのままを記したものになっている。

<抜粋>
インディアンというのは非常に酒に酔いやすく、酔うととてもけんかっぽくなって乱暴になるので、私たちは彼らに酒類を売ることを厳禁した。ところがこの処置に対して文句をつけてきたので、会議の間中酒をのまなかったなら、終わったあとでたっぷりラム酒を飲ませるからというと、彼らもそれなら、と約束した。もっとも酒を手にいれることができないので、この約束は守られたのである。
会議は非常にうまくいって、両方が満足のうちに終わった。そこでインディアン側は約束通り酒を出すように言ってきたので、出してやった。インディアンというのは、町を出たところに、男女合わせて百人ぐらいで正方形の仮小屋を建てて住んでいる。酒を出してやったのが昼ごろだったが、夕方になるとそこから大騒ぎしているのが聞こえてきたので、委員たちは何が起こったのか見に行った。すると、彼らは広場のまん中に大きな焚き火をしていて、男も女もみんな酔っぱらって、口げんかをしたり、なぐり合ったりしていた。彼らは半裸体になっているため、その黒い肌が大焚き火の薄暗い光にわずかに照らし出され、燃えさしを持って互いに追いかけて打ち合い、恐ろしい叫び声をあげている様子は、私たちが普段想像している地獄絵図そのままの光景だった。その騒ぎはとてもしずめようがなかったので、私たちはそのまま宿舎に引き上げた。真夜中になって、その連中の何人かがやってきて、すごい音をたててドンドンと戸をたたき、もっとラム酒をくれといってきたが、わたしたちは取り合わなかった。
次の日、かれらはあんな騒ぎを起こしたことを悪かったと感じたのか、仲間のうちの年長者を三人よこして詫びを入れてきた。口上を述べた男は自分たちが悪かったと認めたが、あんなことをしたのはラム酒のせいだとして、それから次に、「万物を創られた偉大な神は、あらゆるものを何かの役に立つように創られたのです。そしてそんな役に立つように創られたものであっても、それは常にその目的のために用いなければなりません。神はラム酒を作られたとき、インディアンはこれを飲んでよろしいとおっしゃったのです。ですからその通りにしなければなりません。」と、ラム酒には罪がないことを弁明した。言ってみれば、大地を耕作する者のために場所を与えようとして、インディアンのような野蛮人を根絶やしにすることが神の心であるならば、ラム酒を用いるのこそ神の取りたもうた手段と考えられないこともない。以前、大西洋沿岸に住んでいたこの種族は、このラム酒のために全滅してしまったのである。


ネイティブアメリカンの『万物を創られた偉大な神』も
フランクリンの『神』も
信じるものに都合の良くとらえられているのが興味深い。

このような状況をどう捉えるべきかは、
フランクリンの時代から150年経って
社会学者マックスウェーバーがこんなことを言っている。

<抜粋>
われわれはみな、自分たちは未開の社会よりはるかに進歩していて、アメリカ先住民などよりはるかに自分の生活についてよく知っていると思っているが。しかし、それはまちがいである。われわれはみな電車の乗り方を知っていて、何の疑問をもたずにそれに乗って目的地に行くけれども、車両がどのようなメカニズムで動いているのか知っている人などほとんどいない。しかし、未開の社会の人間は自分たちが使っている道具についてわれわれよりはるかに知悉している。したがって、主知化や合理化は、われわれが生きる上で自分の生活についているわけではないのだ。


それからさらに100年経って…
我々は何を学んできたというのだろうか?
My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 00:15 | コメント(2)| トラックバック(0)

大地の声

ウーンディッドニーの大虐殺
ネイティブアメリカンに対する弾圧の象徴的な土地を
昨年訪ねてみた。

サウスダコタ州バッドランドからバイクで2時間
そこは看板があるだけの平凡な場所だった。
たまにやってくる観光客相手の
屋根だけ設けたネイティブアメリカンの簡易お土産屋が数軒
ネックレルやブレスレットを売っていた。
こんな場所で大虐殺が起こったのか?

この土地の住人ラコタ族との交流をはかり
数々の書籍を書いてきたのが
立教大学教授阿部珠理先生だ。



『大地の声』阿部珠理 
を読んだ。
巷で騒がれていたホリエモンに代表される物質主義の今日でさえ、
(ちょっと古いが…)
ネイティブアメリカンの精神性に興味を持つ者は多く、
かなりの数の関連図書が本屋に並んでいる。
だが、それらの書籍の多くが、
史実を淡々と追っていく歴史教科書的なもので
おもしろみにかけていたり、
または、
メディシンマンらの超常現象に焦点を当て、
非日常的な世界を強調し過ぎ、
胡散臭く感じてしまうものが多いのも事実だ。
その中で、94年に出版された
立教大学阿部樹理教授の
「アメリカ先住民の精神世界」(日本放送出版協会)
はネイティブアメリカンの生活を知るうえで
最高の出来栄えだった。
先生ご自身がサウスダコタのラコタ族の中に身を置き、
客観的な研究者の目で彼らの文化を描写しているからだ。

『大地の声』では、
広くネイティブの間で語られている
言葉、詩、物語を紹介しながら、
ご自身のアメリカ先住民に関する体験に基づいた知識を
普段に織り込んでいる。
アメリカ先住民が語り継ぐ有名な言葉は、
類書でも取り上げられているが、
目の付け所、
そして、
その解釈に説得力を与える豊富な経験と教養は、
デフォルメのすぎたアメリカ先住民文化への傾倒ではなく、
異文化を研究する学者の立場を
ぶれずにしっかりと維持していて気持ちよい。
たとえば、
It is a good day to die.
「今日は死ぬにはいい日だ」
有名なこの言葉を、
日本の武士道を伝えた代表作『葉隠』の中の一節
「武士道は死ぬこととみつけたり」
を引用し紹介している。
佐賀藩の藩士達が1世紀以上にわたって筆写しつづけた『葉隠』、
この1716年に成立した武士道の倫理書と
比較し並べる発想自体がおもしろく、
いきなりハートを掴まれたような気分となり
本書に引き込まれてしまう。
さらに、
三島由紀夫の『憂国』との対比も示唆し、
三島とネイティブアメリカンの死生観という、
さらなる知的好奇心をそそるテーマを提供してくれるのだ。
まさに時空を越えたイマジネーションの世界へと
読者を心地よくいざなってくれる。
言葉は文化そのものである。
それだけに、
書き記す文字を持たないアメリカ先住民にとって、
老人から若者へと語り継がれてきたこれらの詩や物語が、
どれだけの意味をもつものであったのか想像することは容易い。
言葉が、アメリカ政府の同化政策によって奪われ、
その後の圧倒的な物質文明にさらされ、
彼らの思想、文化そのものが風化しつつある。
それだからであろうか、
この本にある詩や物語を読むと、
アメリカ先住民の“イソップ物語”をひもとくがごとく、
大地と共に生きる素朴な彼らの姿が鮮明に浮かび上がり、
そこに流れる彼らの精神世界の特異性と、
人間本来が持つ普遍性を垣間見ることができる。
ホリエモンが、
「金がなくては何もできないでしょう?」
というのはある意味正しい。
だが、金じゃはかれない価値があるモノはちゃんとあり、
それに気づける心の豊かさ、心のゆとりは持ち続けたい。
アメリカ先住民の文化に触れながら、
日常にある大切なことを思いださせるあたたかい本だ。
My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 00:30 | コメント(2)| トラックバック(0)

リトル・トリー

アメリカを走って
圧倒的な景色に心奪われ
広大な大地に昔から住んでいる人々に興味を持つようになった。

片端からネイティブアメリカンに関する書物を読み漁って
一番素直に感動できたのが、

『リトル・トリー』フォレスト・カーター 和田穹男 

これは、ネイティブアメリカンの老人が
森の生活でネイティブの生様を孫へと伝えていく感動の物語だ。
読んでいて、
こんな風に大自然の掟に身を委ねて
子どもを(もう今なら孫か?)育てたいな~
そう思わせてくれる作品だ。
和田さんの和訳も見事で、ココロにストレートに届く。

<抜粋>
山の頂に目を向けて
朝の誕生を見てごらん
木々の間から聞こえる風の歌に耳を澄まし
母なる大地から湧き出す生命を感じてごらん
ほら、チェロキーのおきてがわかるだろう

必要なだけしか獲らんこと。
鹿を獲るときはな、いっとう立派なやつを獲っちゃならねい。
小さくてのろまな奴だけ獲るんじゃ。
そうすりゃ、残った鹿がもっと強くなっていく。
そしてわしらに肉を絶やさずに恵んでくれる

なにかいいものを見つけたとき、
まずしなくちゃならないのはね、
それをだれでもいいから、
出会った人に分けてあげて、
いっしょに喜ぶことなの。
そうすれば、
いいものはどこまでも広がってゆく


ズバリ!
ネイティブアメリカン以外の人が探し求めていた
ネイティブアメリカンの世界観が
凝縮されている作品のように思う。
そう…素直に思ってた。
だが…
この著者フォレスト・カーターは
KKKのメンバーだったというのだからビックリしてしまう。
そのため
歪曲されたネイティブアメリカンの生活の描写は彼らを冒涜するものなのか?
この作品により金儲けをしたフォレスト・カーターは罪びとなのか?
など、色々な議論が巷には溢れているのも事実のようだ。


いつまでも素直に感動していたかった。
優れた作品であるにはちがいない。
My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 01:46 | コメント(2)| トラックバック(0)

悩む力

姜 尚中さん
正直、なんとお名前をお読みするのかわからなかった。
TVなどで物腰のやわらかな語り方をされているのを目にして
関心を持っていたところに、
姜さんと仕事を一緒にやったフォトグラファーの教え子が、
「この仕事をしていて身に付いたんですけど…
会うと判る!んです。
姜さんは本当に器の大きな人!」
と言っていたので、
昨年のベストセラー『悩む力』を読もうという気が高まった。

本を読む時の自分のスタンスは、
主人公と同化するか、
著者と話し合うかのように読み進めるかということなのだが、
この『悩む力』は当然、後者
姜さんの話に耳を傾けることにした。

漱石やマックスウェーバーを引き合いに出しながら
お金、愛、仕事、命、自我、青春、英知、宗教などについて、
まじめにしっかりと悩んでいくことの大切さを語っている。
例えば、青春について書かれた部分では
「青春とは、無垢なまでにものごとの意味を問うこと」とし、
その上で、
「大いに悩んで欲しい。悩むこと、そのものに意味があるのです。答えの出ない悩みと向き合うことで、思考力や生きる力が生まれてくるのですから。」
と悩むことの重要性を諭している。
そして、
「年齢を重ねても、どこかで青春の香を忘れたくない。」
と中高年にもエールを贈る。
さらに、『老いて最強たれ』の最終項では、
具体的に、2014年には4人に1人が65歳以上になる
という数値をあげ、
若者が文化を創ると言われるが、
これからは老人が文化を創る時代じゃないのかと、
我々中高年を奮いたたせてくれる。
ご自身も60歳までに仕事は終えて、
ハーレーで日本縦断をするという夢があるのだそうだが、
是非どこかの街でご一緒したい。
そう自然に思えるほど親近感の持てる作品だった。

My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 18:52 | コメント(2)| トラックバック(0)

私のアメリカン★グラフィティ

本屋に置いてある検索機で、「ルート66」と入力してみた。
さいたま新都心の大きな本屋では一冊もヒットしなかった。
「『ルート66』に関する本はどこにありますか。」
そう店員に尋ねてもつれない返事。
「ん~」と唸って、
捜してくれようともしない。
いや、こちらが諦めるのを待っている。

神田にでかけたついでに老舗の本屋で同じように検索すると
画面に20冊近くリストアップされた。
だが、在庫としてその本屋に置かれていると画面表示されたものは…
たった2冊!
それもかなり古い新書本で
昨年出された花村さんの作品すら置かれていない現実に複雑な思いになった。

古きよき時代のアメリカに対するロマン
車やバイクで大陸を旅するという男のロマン

確かに、そんな風が今の世の中に吹いているようには思えない。

実家の近くの本屋で平積みされている本の中に
『ルート66』という帯がされているのが目に留まった。

『私のアメリカン★グラフィティ』小鷹信光

うれしくって…手にとってしまう。
この著者は、長年、ハードボイルドの翻訳を手がけてきたらしい。
なんと、1936年生まれで母親と歳もあまりかわらない。
何?つい2~3年前にもアメリカを調査の旅に出ているという。
バイタリティーあるな~。
その内容は、
今まで著者が翻訳作業の中で出会い集めてきた小粋な英語のフレーズという視点でアメリカ文化を語っていた。
英語に対する誠実な態度、造詣の深さも好感が持てる。
例えば、
「さくら坂」「いろは坂」
坂に名前をつける日本語に対して、
英語では坂には名前をつけず、
Holy hill, Beverly hill
などと丘に名前をつけるのだと指摘する。
「坂」を和英辞典で引けば、slopeだが、
筆者は坂の街で有名なサンフランシスコの交差点の急坂で
Hill
とだけ書かれた看板を目にして、
hillには「丘」という意味の他に「坂」ということを身をもって知ることになったのだそうだ。
さらに、「丘の向こうに」と言うと日本語の持つイメージでは希望が待っているように思えるが、英語で
over the hill
と言うと
「峠を越える」から「人が盛りを超えて」となると説明する。
このように、ご自身の体験と英語という言語の中に潜む文化の差を上手に指摘し話が進んでいく。なるほどおもしろい。

ただ、70歳を超えた著者の語彙の古さも気にはなる。
女性に対してかける言葉として
Hey, gorgeous!
を紹介してるのだが、その訳を
「よお!べっぴんさん!」
「べっぴんさん」って…どうなんだろう?
だが、だからと言って、なんと和訳すればいいのだろう。
「マジでガチでかわいい!」とかとなるのだろうか。

ちょっと前に生徒に
She is cheerful by nature.
を「彼女はネアカな性格だ。」と訳したら
キョトンとして
「どういう意味ですか」と言われたことがある。
ネアカ…ってちょっと前の新しい言葉であったはずなのに
すでに死語なのか。
にわか若作りは恐ろしい。

言葉というものは生きて居る。
言葉は文化そのものだ。
そんなことをあらためて思い知った一冊だった。
My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 22:11 | コメント(4)| トラックバック(0)

妻とウォーキング

コンピュータの前にへばりくっついていると
妻が夜のウォーキングに誘ってくれた。
ここんとこ、
コンピュータで作業しているか…本を読んでいるか…だった。

「オイオイこんなコーディネート変だろが…」

なんとも情けないカッコをさせられて口をひらくと

「見てる人なんていないんだから…」

妻は取り合ってくれやしない。

息子にMP3プレーヤーを借りて
少しでも早歩きできるように
Iron Maiden, Impellitteeri, Pretty Maids, をセット!
これ…最近知ったヘビメタ。

ニット帽子を被って玄関を出ようとすると息子が

「帰りに二人でジュースでも飲めば!」

と120円…持たせてくれた。
うれしいね~。

夜の遊歩道を妻と歩く。


「こんなんじゃ~体脂肪が燃えないよう!」

直線をダッシュしてみた!
妻は追いついて来れないだろうと思って
歩きながら後ろを振り向くと
淡々と走っている。
オレのところまでくると笑顔で…
そのまま走り続け
抜かしていくじゃないか~。

「オイオイ…どこまで走るの?」

「あそこのジャングルジムまで…」

ふゅ~
1週750メートルの半周を走り、残りを歩く

また、二人で歩き出して

「あと何週?」

「3週!」

10キロ減量に成功した妻は…

「身体が軽い!軽い!」

と言って、桜の枝に飛びついたりしている。
3週終わって…

「今日のところはこのぐらいにしてやる!」

なんて偉そうに言って(笑)…家路についた。
自販機でお茶を買って妻と間接キッス
都会の灯りを映し鈍い色した夜空を覆う雲
そんなことを思っていると
妻は3メートル先を歩いている。
“Please don’t leave me”
Pretty Maidsのラブバラードがグッドタイミングで?
MP3プレーヤーから流れてきた。

家族日記 | 投稿者 ブタイチ 01:23 | コメント(2)| トラックバック(0)

勝間和代さんの本

本屋にブラっと立ち寄ると…
スピリチュアルな江原さんの本が
ありゃ~まあ~たくさん出されていたんですね!
たたみ半畳ほどのスペースに
圧倒的な数で微笑み鎮座されていた。
その向こうのコーナーには
勝間和代さん
今、話題の人ということもあり1冊手にとった。
『効率が10倍アップする新・知的生産術』

「知的エリートになれ!」
自己啓発本はここんとこ読んでなかった。

フランクフルト行きの飛行機の中で書かれ
表参道のカフェで書き上げていらっしゃるこの本は
1週間で書き上げたのではないかと思われるほど
筆に勢いがある。
これは乗っている人が放つ共通の輝きだ。

この本のフレームワーク(骨子)は5つ
勝間流と銘打たれ
①1%の本質を見極める6つの技術
②インプット力を高める6つの技術
③アウトプットを高める6つの技術
④知的生産を支える5つの生活習慣の技術
⑤自分の力が10倍アップする5つの人脈作りの技術

例えば、
「1%の本質を見極める6つの技術」の項では次のように簡略化されている。
①フレームワーク力をつける
 「ポイントは3つ」などと問題を捕らえる力を身に付けろということ。
②ディープスマート力をつける
 ルーティーン化したフレームワークする作業の中から、経験を積むに従って、それぞれの情報の価値に対する「勘」を働かせる力をつけろということ
③失敗力をつける
 99%の失敗から物事の1%の本質を見抜けということ
④ベスト・プラクティスを学ぶ
 優れた先輩から学べということ
⑤価値を出せないところはバッサリ捨てる
 一つの分野でまずは卓越した人となれということ
⑥本代をケチらずに良書を読む

読みやすいので3時間で完読!

「小さくても、うれしい体験の積み重ねが、私たちの行動を変える。」

勢いのある人の書いた本の中で見つけた
とても大切で本質的な成功の秘訣のように思えた。

これから社会人のなる人向けの本かな…
My Favorite BOOKs | 投稿者 ブタイチ 00:34 | コメント(0)| トラックバック(0)

ユタ州シーニックバイウェイ12号

シーニックバイウェイ12号


「アメリカで一番の道!」

とみんなが言っていただけのことはある。

「ディズニーのアトラクションに乗っているみたい!」

その言葉通り
めまぐるしく大胆に変わる景色に
晴れていればな~と思いをさらに募らせながら
先へ先へとバイクを走らせた。

どんよりとした雲の下
さっきまで海の底であったかのような
不思議な大地が広がっている。

大地の凹凸に合わせて
道が水のように無理なく流れていた。

2008ソロツーリング | 投稿者 ブタイチ 11:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

アメリカのクワガタ

シーニックルート12号を走る。

レンタルバイク屋のケンジさんも
フォトグラファーのリエさんも

「アメリカで一番美しい道は?」

と尋ねた時に答えてくれたのがここ、
ユタ州のシーニックルート12号だった。

かなり期待して走り出すとすぐ
雨が降り始めた。

あ~ああ~



「晴れてたら…」

そんなことを思いながら
ガソリンスタンドに入ってビックリ

巨大な昆虫の死骸が
電柱の下に横たわっていた。
日本のカブトムシやクワガタのメスようで…
タガメかゴキのようでもあり…
こいつら…ナバホの子ども達の人気者なのか?

かわいくない!
2008ソロツーリング | 投稿者 ブタイチ 00:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

さいたまのモニュメントバレー

年末に格闘技の祭典が行われていた埼玉アリーナも…

モニュメントバレーのように朝焼けの中にありました。


母にとって
初めての一人で過ごす年末年始
寂しい想いをしているだろう?ということから
年末から実家に帰っていました。

「ヨーグルトも食べなさい!」
「よく噛んで!」
「もっと姿勢良く!」

から始まって

「あんた、そのお腹…メタボじゃない」
「そのシワは…どうにかならないの」

母の口が滑らかになるのと反比例して
だんだん居心地が悪くなってきます(笑)。

年末に荷物の整理をしていてみつけたという
母が高校時代に使っていた
英語の教科書を見せてくれました。

戦後まもない1948年発行でした。
内容は黒人差別を嫌った
リンカーン大統領の逸話などが載っていました。
母に当時のことを聞くとうれしそうに…

「フォスターのOld Balck Joeも英語で歌えるわよ!」

と言ってオルガンを弾きながら披露してくれました。
んんん?でも…これは英語か?
ネットで歌詞を検索して
もう一度歌ってもらうと
確かに母は英語で歌っていました。
母によると

「ブームでみんな必死に英語を勉強してたのよ!そう言えば、学校で物資の配給があってね~、みんなに2枚ずつ洋服をくれたのよ。私も並んでワンピースをもらったわ。1枚は物凄く大きいストライプのだった。アメリカ人はこんなに大きいのかってビックリしたわ(笑)!でも、それをちゃんと直してもらって着たのよ。もう一枚は黄色くってレースが付いてた。当時レースが付いた洋服は珍しかったの~それでね…それを着ているとみんなが私のことを見たのよ(笑)。」

今まで聞いたこともない母の話に
温かい気持ちになりました。
2009年まで
唯一残されていたのが
英語の教科書とノートだった
ということにも運命めいたものを感じていると…
母が…

「でもあんたは勉強しなかったわね~プレス屋を継ぐと思ってたから~それで良いと思ってたけど…(笑)!」

一度もプレス屋を継ごうと思ったことなどなかったのだけど…
母親の頭の中に何かが蘇ってきたようで
うれしそうな笑顔を見て
それだけで…しあわせな気分になれました。


新しい年を迎え
みなさまにおかれましては
益々のご活躍をお祈り申し上げます。
本年度もヨロシクお願い申し上げます。
家族日記 | 投稿者 ブタイチ 18:49 | コメント(4)| トラックバック(0)
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